今日は穏やかな一日でしたね。きれいな青空が広がり、風も無くあまり寒さも厳しく感じませんでした。
12月もたちまち1/3が過ぎてしまいました。長らく酒類業界にいる私ですが、今年の12月は今のところ静かですねぇ。これが嵐の前の静けさであればいいんですが...
さて、そんな嵐の一端を担えればと本日入荷したワインがございます。
今年2度目の登場になりますが、9月に赤ワインが初めて入荷したときには、何方も「そんなところでワイン造ってたの?」って印象だったと思います。が、実際に飲んでみると、皆さん「旨い!」とビックリされていたワイン。
その正体がコレ...
近年、世界中で話題沸騰中のインド初、
「スラ・ヴィンーズ」のワインです。
元々食用のブドウが99%を占めていたインドでワインを造ろうと思いアメリカから戻ったラジーヴ・サマント氏。1997年にワイナリーを立ち上げた彼は、アメリカから醸造家を招聘し、ついに2000年最初のワインをリリースします。するとたちまち、インド初のそのワインはリーズナブルな価格と高い品質、上質な味わいが各国に広まったと言いますから、その凄まじい勢いは驚くばかりです。
9月のご好評頂いたのが左の赤ワイン
「レッド・ジンファンデル」です。アメリカを代表する赤ワイン用のブドウ品種“ジンファンデル”を使ったこのワインは、生産量わずか6,000本。ブラックベリーやプラムの香りに溢れ凝縮した味わいが魅力ですが、酸と渋味のバランスも良くフレッシュな印象も与えます。
更に今回は初めて白ワインとスパークリングワインも入荷しました!
白ワインは
“ソーヴィニヨン・ブラン”から造られていますが、特徴的なハーブの香りが豊かで、さわやかでドライな味わいが大人気と言います。最後にはスパイシーな印象も感じられますからエスニックなお料理にもピッタリかもしれませんよ。
そして
“スパークリング ブリュット”。爽やかな辛口タイプですが、クリーミーで複雑な蜜のような印象を併せ持ったスパークリング・ワインです。瓶内二次醗酵と呼ばれるシャンパーニュと同様の手間の掛かる製法を用いて造られています。なのに、とってもリーズナブルなんですよ。“インドのドンペリ”なんて言われ方もしているそうですが、是非、味わってみたい1本ですよね。
使われている品種が個性的でして、アメリカではシャルドネよりも栽培面積が多く、主にレーズン用に使われる白ブドウ「トンプソン・シードレス」60%と「シュナン・ブラン」40%から造られています。
いかがでしょう!これからのパーティーシーズン、これら太陽のワインで盛り上がってみては??