<菊の司の会、参加者募集中!>
只今、15名様ほどの表明を頂いております。まだまだ大丈夫ですよ!
日曜日の今日、曇り空の盛岡です。予報は雨でしたから、曇りでも十分ありがたく感じますね!
そんな今日もマッタリ営業中のよしだ屋。時々お客様にもご来店頂き、感謝感謝です。
今日の話題はコチラ...昨日の新聞で見つけたんですが、皆さんはご存知でしたでしょうか?
“グイッと東北”なるこの運動。震災から7ヶ月が過ぎましたが、これから先、復興への道のりは長い長い時間を要すことでしょう。マラソンにも給水所があるように、『酒の場』にはお互いの労を労ったり、将来の夢を語り合ったり、肩の力を抜いてくれる力があると思います。そんな思いを込めて、東北の地方紙8紙と東北地方にある酒類メーカーが協力して立ち上げたようです。
長い道のり、息切れせずに、美味しいお酒を飲んで語って毎日を頑張りましょう!
さて、話しはチョット変わりますが、岩手ことに盛岡にお住まいの皆さんは“岩手の地酒”にどんな印象をお持ちでしょう?美味しいと思いますか?それとも美味しくないと思っていますか?
私の個人的な印象ですが、盛岡の飲食店さん、特に大手チェーンの様な大きなお店ではなく、地元密着型のこだわりを持ったお店って“岩手の地酒”よりも“県外酒”を多く扱っているお店が多い気がしませんか?中には“岩手の地酒ゼロ”なんてお店があったりもしますよね。
もちろん私も県外にも沢山美味しいお酒があろうことは認めますし、店主のこだわりでそう言ったお酒を一杯揃えていることにも何ら異議は無いんですが、気になるのは、そう言った方々にお話しを聞くと“岩手の地酒”に対する評価がとっても低いことです。
“岩手の地酒”は“岩手の地酒”であって、他県のお酒と同じ味なわけもありませんし、そこを目指す必要もありません。お店の方が他県のお酒を好むのは自由ですが、それは一般消費者の声なのか??単なるエゴじゃないのか??私は時々不思議に思うんですよねぇ~
酒屋としての私の心情は“こだわりの無い酒屋”、“どんなお酒も不味くは無い”。世界中にあるワインが中心の店ですから、店に合う価格帯で仕入れ可能な物であれば何でもオッケーというスタンスです。しかし、日本酒に関しては地元に対してのこだわりを強く持っています。
酒屋なり飲食店なり、お酒を扱うプロって個人的な好みは置いておいて、どんなお酒でもそのお酒の個性・良さをお客様にお伝えして手にとって頂く、飲んで頂くことだと思います。どんなワインだって、どんな日本酒だって造っている人がいて、美味しいといって飲んでくれるファンもいるんですから。
などと、エラそうなことを言ってしまいました。このブログを見ている飲食店の方もいるかもしれません。もし、気を悪くされた方がいたら申し訳ありません。チョットした私のこだわりだと思ってお許し下さいませね!