<第65回、よしだ屋ワイン会のご案内!>
現在12名様より参加表明を頂いております。まだまだ大丈夫ですよ!
薄曇りの今日の盛岡、風が冷たく感じられますね。
さて、今年もいよいよこの日を迎えます。心待ちにされていた方も多いと思いますが、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日ですね!毎年、11月の第3木曜日に解禁を迎えるボージョレ・ヌーヴォーですが、時差の関係で世界で一番早く解禁を迎えるのが日本なんですよね。昨夜も深夜0時と共に味わった方もいらっしゃることでしょう。
もう少し解説しますと、ボージョレ・ヌーヴォーの産地はフランスの銘醸地ブルゴーニュ地方の南部に位置するボージョレ地区です。ブルゴーニュ地方のワインと言えば、ブドウ品種は“ピノ・ノワール”が代表的ではありますが、ボージョレ地区に限っては“ガメイ”という品種になり、ボージョレ・ヌーヴォーは全てこの品種から造られています。ちなみにボージョレ・ヌーヴォーに白はあり得ず、隣接するマコネ地区でマコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーという白ワインが造られています。逆にマコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーには赤はありません。
では、ココからよしだ屋でご案内するボージョレ・ヌーヴォーをご紹介していきましょう。
まずは銘醸地ブルゴーニュ地方に拠点を持つ名門ワイナリーを2つ、
「ルイ・ジャド」と
「ジョセフ・ドルーアン」です。軽い印象をお持ちの方もいらっしゃる方も多いかもしれませんが、この辺りになると一味違いますよ。
そして、ボージョレ地区を拠点に家族経営を続けているワイナリーを2つ、
「バラック・ド・ラ・ペリエール」と
「ルイ・テッド」 です。前者は4世代に渡る老舗で、収穫は全て手積みで行うなど品質を重視したこだわりの造り手です。
後者も同様の造り手ですが、こちらは更に2種類を。ポットボトルと呼ばれる昔使われてボトルに詰められた一般的な「ヴィラージュ・ヌーヴォー」と、100年以上の樹齢を誇る樹から収穫されたブドウだけを使用した「サントネール」です。ブドウの出来が全てのワインにあって、この差は大きいのかもしれませんね!
そして店頭での販売本数は極僅かになりますが、リーズナブルな価格帯のヌーヴォーとしてご用意した
「ミッシェル・マーレ」がります。こちらには「ボージョレ・ヌーヴォー」と「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」の2種類があり、“ヴィラージュ”と付く方がより栽培エリアが良好であることを意味しています。
そしてもう1種類。厳密にはボージョレ・ヌーヴォーと呼べるワインではありませんが、同じブドウから造られた
「フロリアーヌ ガメイ スパークリング」です。仄かな甘みも感じる飲み易いスタイルに仕上がっていますよ。
個人的に、安くても美味しいワインは沢山あると思っている私ですが、ヌーヴォーに関してだけは価格に比例して味わいも増していくように感じています。とは言っても、元来ボージョレ・ヌーヴォーを楽しみ際に難しい薀蓄はいりません。皆さんもご予算の範囲内で収穫を祝って気楽にお楽しみ頂ければと思います。
いづれのワインも本数には限りがありますのでお早めにどうぞ。なお完売の際はご了承下さいませ。