今日も快晴の盛岡。そよぐ風もとても気持ちがいいですね!
昨日はちょっと早めにお店を閉めさせて頂き、地元○日本銀行の経友会主催のボーリング大会があり、私も参加してきました。42名の参加があったそうでとても盛大な懇親の場でしたが、初参加の私も136、152と我ながらなかなかのスコアを出すことが出来ました。見事10位に入り、立派な商品を頂き、ラッキーな一日でした。
さて、「ワイン概論」も9日目となりました。文字ばっかりで面倒くさい文を読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。私の復習というか、自己満足の様な世界にお付き合い頂き申し訳ございません。
今日も引き続きの「スパークリング・ワインの造り方」についてですが、昨日の「トラディショナル方式(シャンパン方式)」の他にどういう造り方があるかと申しますと、まず
「シャルマ方式」と呼ばれている製法があります。これは、シャンパン方式が瓶内二次醗酵を行うのに対して、大きな密閉タンクで二次醗酵を行うというものです。一度に大量に造る事が出来、短期間に出来るのでコストを抑えた製品を造る事が出来ます。
そして、もう一つ
「トランスファー方式」と呼ばれるもので、これは瓶内で二次醗酵を行い、これをタンクに移し、一気に滓引きを行い瓶詰めするという方式です。シャンパン方式で一番手間のかかる工程でもある、動瓶(ルミアージュ)と滓引き(デゴルジュマン)を簡略化した方法と言えるかもしれません。
また、瓶詰めされたスティル・ワインに炭酸ガスを注入する安価なスパークリング・ワインなどもあります。
実際には、シャンパーニュ地方で造られるシャンパン以外のスパークリング・ワインがどの方法で造られているかは、ラベルの上からはなかなか読み取ることは難しいかもしれませんが...
さて、最後に、スパークリング・ワインの甘辛を表す言葉についてですが、シャンパンの場合、最後に行われる「門出のリキュール」として添加するリキュールの糖度によって決まります。辛口の方から順に行きますと、<エクストラ・ブリュット>→
<BRUT(ブリュット)>→<エクストラ・ドライ>→<セック>→<デュミ・セック>→<ドゥー>となります。全く添加しない糖分0の場合には、<ブリュット・ゼロ>とか<ブリュット・ソバージュ>などと呼ばれるそうですが、日本で見かける大多数のシャンパンは<ブリュット>ではないかと思われます。この言葉はフランス以外の国でも使われておりますので、スパークリング・ワインをご購入の際にはラベルをチェックしてみてください。
<ドゥー>と呼ばれる甘口のシャンパンって、私は実際見たことがありませんが、飲んでみたいモンですねぇ。どなたか経験者の方っていらっしゃるのでしょうか?? つづく