ワインとチーズの店 よしだ屋日記


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おやつにいかが!

 曇り空の今日の盛岡。でもあまり寒くないので過ごし易い一日になりそうです。
 昨日は、日本ハムやりましたねぇ。私も珍しく(?)飲まずに帰宅し、久しぶりにゆっくりと野球観戦できました。しかし、今年の日本ハムは強かった。特にペナント後半からはすごかったですよね!全ては4月に引退宣言した新庄に与えられていた演出の様な展開。彼の運の強さにはさすがの中日も変えられなかった、って感じがします。まぁ、今年は44年ぶりの優勝をお祝いしましょう、北海道も大喜びのようですしね。
 おっと、ここ盛岡にも日本ハムを応援して30年、という方がおりまして、優勝を祝して、今日に限って全品10%オフで飲めちゃうそうですよ!お店の名前は、菜園「にっか亭スピリッツ」さんです。マスターの日記。気になる方は是非ご来店を!!

 さて、そんな本日、当店からのご紹介はコチラ...f0055803_1344816.jpg
 じゃーん!「よしだ屋」にはちょいと珍しい(?)お菓子であります。といっても、どこにでも売ってると言うものではございません。
 商品の名前は「塩蜜かりんとう」「多胡麻かりんとう」。昔懐かしい駄菓子のイメージが強い「かりんとう」ですが、その開発に関わるこだわりは半端じゃありません。升本屋さんという東京にある酒屋さんがお酒に合うおつまみ、体に優しいおつまみ、というコンセプトの元、様々な商品を開発しており、その全てに<旨><健><珍>という商標登録までした言葉が書いております。
 国産小麦を商品によって使い分け、香料・着色料・膨張剤などの添加物は一切無添加。さらに天然酵母を使用し、今では珍しい木樽で生地を醗酵させるという昔ながらの造り。油には菜種油の一番絞りを使うというこだわりぬいた一品です。
 また、「塩蜜かりんとう」には、ギネス認定の<シーサーミネラル21塩>という世界一のミネラル含有量を誇る塩を使っているそうです。
 是非、大人の皆さんは勿論、お子さんにも、おいしく、ヘルシーで珍しい、そして懐かしい味わいの「かりんとう」をご賞味下さい!価格は、それぞれ一袋140gで440円。今なら試食もして頂けますよ!
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-27 13:30 | こだわりの食品 | Comments(2)


第5回ワイン会 開催決定!

 雨の盛岡、朝からシトシト降り続けています。気温も低く、さすがに外を歩いている人もほとんど見かけられない本町通りです。これからの季節、店にとってはちょっとだけ電気代が助かるかも...というのも、店内に設置している4台の冷蔵庫からでる熱気が結構なもので、天井が低いこともあり暖かいんです。逆に夏場は暑くなりすぎるんで、四六時中クーラー掛けっ放し状態ではあるんですがね(笑)

 さて、次回第5回目となる「よしだ屋ワイン会」の日程が正式に決定しましたので、お知らせいたします。f0055803_13204294.jpg
 前回、4回目を9月30日に開催して早いもので1ヶ月になろうとしていますが、次回の開催は下記の通りと決定いたしましたので、奮ってご参加下さい!
    日時   11月22日(水) 19:00~
             祝日の前日になります!
    会場   菜園 クッチーナ ニューヨーク・キッチン
    会費   お一人様 4,000円 (税込み) 
               *会場にてお支払い下さい
    定員   会場の都合上、先着30名様とさせて頂きます

 今回のテーマは、ずばり「ボージョレ・ヌーヴォーを楽しもう!」。解禁から1週間ということもありますので、写真の「ルイ・ジャド ボージョレ・プリムール」を初め、3種類のヌーヴォーと、同じ「ガメイ」というブドウを使って造られるボージョレ地方の村名ワイン。更には、ブルゴーニュ地方を代表するブドウ品種「ピノ・ノワール」を使った村名ワイン等をお楽しみ頂こうと考えております。
 クッチーナさんのおいしいお料理と、ヌーヴォーを初めとした赤ワインの数々を存分にご堪能頂こうと思っておりますので、お誘い合わせの上、お早めにご予約お願い致します!
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-24 14:18 | イベント情報 | Comments(2)


九州の歌姫 来盛!

 今日は雨がシトシトの盛岡です。明日に掛けて徐々に強くなってきそうな予報でしたね。久しぶりのまとまった雨になるのでしょうか?

 さて、昨日、思いがけない出来事が...日曜日の昨日、夕方一人のお客様がご来店。初めてのご来店でお互い初対面。ぐるりと店内を見て回った後、「すいません、今日これからライブがあって持ってけないんで、また後で来ます。」で私、「ああそうなんですか、どちらでやられるんですか?」すると「にっか亭スピリッツさんです。」「そうなんですか!しばらく行ってないなぁ」と答える私。するとその初対面のお客さん、「招待券が1枚余ってるんで、良かったら来ませんか?」「ええーいいんですか!じゃあ、せっかくなので伺います!」
 と言う訳で、思いがけなく行ってきました。「にっか亭スピリッツライブへ!この日の出演者はと言うと、九州から東北ツアーにやってきたという「原口純子さん」。九州の歌姫と呼ばれている彼女は、別府の出身だそうで、その後プロを目指し博多にある有名なライブハウス「昭和」にも出演されているそうです。花巻、宮古、二戸を廻り、この日盛岡の登場となりました。f0055803_14551545.jpg
 彼女が歌うジャンルはフォーク。自ら作詞作曲を手がけ、ギター1本での弾き語りです。例えるなら、男性では「小室等」みたいなイメージでしょうか。女性では「森田童子」「山崎ハコ」??いやいやそんなに暗くはありません(笑)恋愛を通しての女性の気持ちを歌われているようです。シーンと静まり返る店内に40人位いた観客が身じろぎ一つせず、彼女の澄んだ歌声に耳を傾けています。フォーク好きの私もジッと彼女の歌声に聞き入ってしまいました。若干のMCを挟みながら、10曲以上歌ってくれたんじゃないでしょうか。時間の経つのも忘れ、彼女の世界にみんなドップリと浸ってるって感じでした。立見席で少々疲れちゃいましたf0055803_15573690.jpgが、ギターの生音、彼女の声の素晴らしさ、いやぁ、素敵なライブでした。やっぱ、生っていいですね!
 歌を聴きながら頂いたお酒は、バーボンロック。なーんかそんな気分だったんですよね。前日のワイン会とはまた違うこの雰囲気には、バーボンのようなハードリカーをチビチビやるのがピッタリのような気がしまして。
 ライブ終了後、本来ならCDセールスの時間なんでしょうが、岩手に入って今日までに完売してしまったそうで、急遽、住所を書いて後日発送してもらうことに。
 次回どこへ行くかわかりませんが、彼女の名前を見たら是非ライブに行ってみてください!そして、このようなライブをやっている「にっか亭スピリッツ」さんの今後のスケジュールも要チェックですぞ!
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-23 16:03 | 店主のひとりごと | Comments(3)


ワインを囲む仲間たち

 朝晩、本当に寒くなりましたねぇ。今日も天気はいいものの、空気は冷たく感じられます。
 山の方では、紅葉の話しも聞こえてきましたし、東京あたりのデパートではお歳暮商戦が始まったとか。なんともお早いことです...
 さて、毎日のブログ更新を断念したとたんに、書きたいネタが現れるもので...今日は昨日の出来事をちょっと書いてみましょう。
 
 数日前、市内にある某ワインバーのオーナーソムリエのM氏から「土曜日にKさんの誕生日を祝って皆で集まりますから、遅くなってもいらっしゃいませんか?」とのお誘いを頂きました。このM氏、先日配布された盛岡市の広報の表紙を飾っていてビックリさせられましたが、言ってみれば盛岡のワインバーの草分け的存在。そして、彼を中心に集まるお客様の中にK氏もおり、私が始めてお会いしたのもこのお店でした。彼の他にも、多くの方とこの店で知り合い、その縁で今では私の店もご利用して下さるようになりました。ありがたや、○ッカ○○ネ!

 さてさて、9時過ぎに遅れて行った私でしたが、既に10人近い人たちがワインと料理を囲んで楽しんでおりました。思えば、つい数日前にも同じようなシチュエーションがあったような...その時は、あるお方の入籍を祝ってでしたが、半分くらいは同じメンバー。
 席に着くなり、シャンパンやカヴァ、白ワインに赤ワインと、次々とグラスを満たしていきます。参加した人それぞれにお祝いにと持ってくるのも当然のごとくワイン。そのワインをその場で皆で飲むという、半ば持ち寄りの会。すると、なんとK氏からお返しに!と出されたワイン。見てすぐビックリです。だって、そのワインのヴィンテージが1966年。そう彼のバースデー・ヴィンテージ。と言うことは、同い年の私にとってもバースデー・ヴィンテージのワインということでして。40年ですよ!40年。いやぁ、私、初めて飲みました、マイ・ヴィンテージ・ワインを。ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌ地区の赤ワインでしたが、まだ、酸もしっかりとしており、元気です。40年の歴史を感じつつ、長ーく味わってまいりました。Kさん、本当にご馳走様でした!お祝いのはずが祝ってもらったかのようで、ホントどうもすいません(笑)

 返す返すも、ワインに合うのは、お友達との楽しい会話と、おいしいお料理ですね!ここで知り合えた皆さんに感謝感謝であります。これからもよろしくお願いします! f0055803_1440292.jpgf0055803_14403799.jpg
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-22 14:41 | 店主のひとりごと | Comments(2)


ワインの原料!?見たことあります??

 今日も朝から晴れ渡り、とっても気持ちの良い一日ですね。ちょっと空気が冷たくなってきた様にも思いますが。行楽日和といった感じでしょうか。皆様、どちらへお出かけですか?

 さて、今日はブログお休みしようかなぁと、と思っていた矢先、あるお客様がご来店。「吉田さん、これ見たことある?」と言って入ってきたのは、前回のワイン会にもご参加頂いたSさん。彼が持ってきたのがコチラ...f0055803_14464260.jpg
 実は彼、大迫のお住まいで、本業の傍ら、ブドウの栽培農家でもあるんです。ということでお持ち頂いたコチラのブドウ、そう、大迫と言えば「エーデルワイン」。「エーデルワイン」と言えば、「五月長根葡萄園 リースリング・リオン」ということで、リースリング・リオンそのものです!
 
 ワイン用に栽培されているこのブドウが食べられるなんて現地に行ってお手伝いでもしないとムリだと思われますが、収穫を前にちょっとだけ採って来て下さいました。ドイツ系の「リースリング種」と日本の「甲州種」を交配して開発されたこのブドウ、小粒ながら口に入れると、程よい甘さと適度な酸。なかなかおいしいモンでありました。

 「このブドウ、皮が薄くて栽培が難しいんだよ」とおっしゃっていたSさん。彼の様な栽培農家が大事に丁寧にブドウを育てて下さるおかげで、我々がおいしいワインが飲めるんですよね。改めて、ワインは農業、ありがたさを感じさせて頂きました。

 食べてみたい!とおっしゃる方は、今すぐよしだ屋へGO!いつまでモツカナァ??
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-21 15:02 | 店主のひとりごと | Comments(4)


お陰様を持ちまして...

 昨日までの秋晴れも一休みでしょうか。今日は先ほどから少しづつ空が暗くなってきました。雨もポツポツと落ちてきておりますね。

 さて、昨日までの「ワイン概論」10日連続更新、いかがだったでしょう?多少でもワインを飲む時、買う時の参考になれば、また、ちょっとした雑学程度になればいいのですが...中には長い文章を読むのがしんどかった、とか、そんなこと知ってるワイ!とか、ますます訳わかんなくなった!なんていう声もあるかもしれませんが、まぁ、お許し下さい(笑)
 私も久しぶりに教科書を読み返して、いい復習になりました。

 という連載を完結した昨日の時点で、当ブログのアクセス数がジャスト20000となりました。皆様のご訪問、コメントの数々に励まされながら書き続けることができました。ありがとうございました!顔の見える多くの仲間たち以外にも、ご訪問頂いている皆さんに感謝申し上げます。
 思えば、10000に到達したのが、6月29日でスタートからおよそ5ヶ月かかりましたが、それから4ヶ月足らずでここまで来ました。記事数も260を数え、我ながら良くここまで毎日書き続けたもんだと思っております。

 これからは、今までどおり毎日継続できるかは分かりませんが、書きたい時に書いて行こうかなと思ったりしております。結構、毎日のネタを考えるのも大変なもので。ネタはお店に一杯あるんですが、それに添えるコメントがなかなか思いつかなっかりしましてね(笑)
 まぁ、連載も無事(?)終了したし、ちょうど20000という区切りもついたし、っていう誠に勝手なきっかけをイイことに、そんな風に思っております。
 これからもチョコチョコと書いていきたいと思いますので、時々はご訪問下さいね!

 皆様、食欲の秋!そして、ワインの季節、日本酒の季節です。外で飲むも良し、家で飲むも良し。更には、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁、クリスマス・シーズンの到来、忘年会シーズンと慌しくも楽しい季節です。家族との素敵なディナー、仲間との楽しいパーティーをお過ごし下さい!
 ではまた...
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-17 14:24 | 店主のひとりごと | Comments(8)


ワイン概論  10

 今日もとってもいい天気の盛岡です。日差しがとても眩しいですね!こんな日にはどこかにドライブなんて最高だろうなっと思いつつ、お店にこもること早や10ヶ月、なんとも早いものです。

 さて、「ワイン概論」を書き始めてから10日目。今日は「ワインとお料理」のお話しです。料理をしない私が書いても説得力がありませんが、教科書からの引用ですので大丈夫!

 世界的な組織である「世界保健機構(WTO)」と「国連食料農業委員会(FAO)」が推奨する「地中海風食事ダイエットピラミッド」によると、頂点には月に2~3回の肉、その下に、週2~3回の卵、鶏肉、魚、菓子、更に毎日として乳製品、果実、豆類、野菜類があり、ベース部分に穀類とあります。そして驚くべきは、その横に「適量のワイン」と書いてあります。
 健康な体は、「バランスの良い食事と適量のワイン」ということを、国際機関が認めているわけですね。

 ワインは自然の風味と、他の酒類に比べ圧倒的な酸味や渋味があり、また産地毎にその味わいもヴァラエティー豊かであるため、様々なお料理に対応し、相互においしさを引き立てあうと言われています。このことを「ワインと料理のマリアージュ(結婚)」と呼び、フランスやイタリアなどのワイン先進国では「ガストロノミー(美食学)」も確立され、様々なワインと料理の組み合わせが研究されています。

 よく一般に「魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワイン」と言われますが、全てがこれに当てはまる訳ではありません。「美食学」によれば、素材の種類のほかにも、産地、季節による味わいの変化、部位、鮮度、切り方によっても選ぶワインを考えるべき、と言っておりますが、一番大きな要素は、調理法ではないでしょうか。洋食では特に様々なソースが決め手になるような料理も多く、また付け合せや薬味、スパイスによっても素材の味わいは大きく変わります。

 日本食で一例をあげると、同じ焼き鳥を食べるにしても、味付けを「塩」にするか「タレ」にするかによって、ワインも白ワインがあったり、赤ワインでもおいしくなったりします。また、濃い口の醤油を使うにしても、一滴レモン果汁を垂らしたり、ポン酢であれば白ワインにも合わせ易い、ということもあります。

 考え方のポイントとしては、①軽く淡白な味わいの料理には軽めのワイン、②濃厚な味わいの料理には濃い目のワイン、③ソースにワインを使ったような料理には、同じワインか、同系統のワイン、④地方料理にはその地方のワイン、⑤格調の高い料理には、それなりの格の高いワイン、と言われています。

 また、複数のワインを飲む場合には、①白から赤へ、②辛口から甘口へ、③軽い味わいのものから重い味わいのものへ、④若いワインから古いワインへ、⑤並級のワイから上質のワインへ、⑥貴腐ワイン等、甘口のワインは、赤ワインの後に、と言われています。

 と、参考にして頂ければと思いますが、極論をすれば、飲んで本人が満足して楽しければいいじゃん!というのが私の持論ですから、あまり囚われることなく適量のワインを気軽に飲んで頂ければいいかな、と思います!

 以上、10回に渡って、ワインについて書いてきましたが、一応、今回で最終回といたします。長々と毎回読んでくださった皆さん、ありがとうございます。また機会があれば、各国のワインについてとか書くかもしれませんが...
 明日からは、また以前に戻って、商品のご紹介などなど書いていこうと思っておりますが、今日まで毎日続けてきたように書けるかは未定です。書きたい時に書いていこうかなと、思っておりますので、更新されない日があっても、心配しないで下さいね(笑)
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-16 13:48 | ワイン概論 | Comments(2)


ワイン概論  9

 今日も快晴の盛岡。そよぐ風もとても気持ちがいいですね!
 昨日はちょっと早めにお店を閉めさせて頂き、地元○日本銀行の経友会主催のボーリング大会があり、私も参加してきました。42名の参加があったそうでとても盛大な懇親の場でしたが、初参加の私も136、152と我ながらなかなかのスコアを出すことが出来ました。見事10位に入り、立派な商品を頂き、ラッキーな一日でした。

 さて、「ワイン概論」も9日目となりました。文字ばっかりで面倒くさい文を読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。私の復習というか、自己満足の様な世界にお付き合い頂き申し訳ございません。

 今日も引き続きの「スパークリング・ワインの造り方」についてですが、昨日の「トラディショナル方式(シャンパン方式)」の他にどういう造り方があるかと申しますと、まず「シャルマ方式」と呼ばれている製法があります。これは、シャンパン方式が瓶内二次醗酵を行うのに対して、大きな密閉タンクで二次醗酵を行うというものです。一度に大量に造る事が出来、短期間に出来るのでコストを抑えた製品を造る事が出来ます。

 そして、もう一つ「トランスファー方式」と呼ばれるもので、これは瓶内で二次醗酵を行い、これをタンクに移し、一気に滓引きを行い瓶詰めするという方式です。シャンパン方式で一番手間のかかる工程でもある、動瓶(ルミアージュ)と滓引き(デゴルジュマン)を簡略化した方法と言えるかもしれません。

 また、瓶詰めされたスティル・ワインに炭酸ガスを注入する安価なスパークリング・ワインなどもあります。

 実際には、シャンパーニュ地方で造られるシャンパン以外のスパークリング・ワインがどの方法で造られているかは、ラベルの上からはなかなか読み取ることは難しいかもしれませんが...

 さて、最後に、スパークリング・ワインの甘辛を表す言葉についてですが、シャンパンの場合、最後に行われる「門出のリキュール」として添加するリキュールの糖度によって決まります。辛口の方から順に行きますと、<エクストラ・ブリュット>→<BRUT(ブリュット)>→<エクストラ・ドライ>→<セック>→<デュミ・セック>→<ドゥー>となります。全く添加しない糖分0の場合には、<ブリュット・ゼロ>とか<ブリュット・ソバージュ>などと呼ばれるそうですが、日本で見かける大多数のシャンパンは<ブリュット>ではないかと思われます。この言葉はフランス以外の国でも使われておりますので、スパークリング・ワインをご購入の際にはラベルをチェックしてみてください。

 <ドゥー>と呼ばれる甘口のシャンパンって、私は実際見たことがありませんが、飲んでみたいモンですねぇ。どなたか経験者の方っていらっしゃるのでしょうか??           つづく
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-15 16:00 | ワイン概論 | Comments(4)


ワイン概論  8

 今日も秋晴れの盛岡です。でも今朝は随分と寒かったですね!盛岡で最低気温が2.5℃くらいにまで冷え込んだそうで、今年一番だそうです。日中は20℃くらいまで上がるそうですからかなりの気温差があります。皆様、体調管理にはお気を付け下さいませよ!

 さて、「ワイン概論」の8回目の今日は、昨日に引き続き「造り方」のお話し。昨日はスティル・ワインでしたので、今日は「スパークリング・ワインの造り方」です。

 スパークリング・ワインの造り方には大きく分けて3つの方法があります。
 一つ目は「トラディショナル方式」と呼ばれるもので、フランスのシャンパーニュ地方が代表的な産地のため一般的には「シャンパン方式」とも呼ばれています。
 
 シャンパーニュ地方のシャンパンは、使っても良いブドウは3種類に限られています。白ブドウの「シャルドネ」と黒ブドウの「ピノ・ノワール」と「ピノ・ムニエ」と言う品種です。スタンダードなシャンパンの場合、黒ブドウ7、白ブドウ3の割合で造られますが、白ブドウのみで造られることもあります。この場合ラベルには「ブラン・ド・ブラン」と書かれています。まぁ、日本語だと「白から白」ってことでしょうか。対して、黒ブドウだけから造られることもあり、これは「ブラン・ド・ノワール」と書かれています。「黒から白」という意味になります。
 
 さて、では造り方ですが、非常に手間暇のかかる作業が続きます。
 まず、当然ブドウを収穫しなければなりませんが、今でも規定によって全て手摘みで行われています。収穫後、圧搾しジュースを得ます。この際ロゼワインのように黒ブドウからも色が出てはいけないため、静かに搾られていきます。次に、そのジュースを畑ごと、品種ごとに分けたまま、別々のタンクで2週間ほど醗酵させ、原酒となるワインを造ります(一次醗酵)。
 その後、その原酒を含め、更には前年、前々年の原酒も持ち寄り数十種類のワインを調合します。こうすることで、味の均一化を図る訳ですが、そのため多くのシャンパンにはヴィンテージ(ブドウの収穫年)が書いていないのです。特に出来が良かった年には、そのブドウだけで造った、いわゆる「ヴィンテージ・シャンパン」が登場することもあります。
 この調合されたワインに、酵母と蔗糖(1Lあたり24g)を加え、瓶詰めして寝かせます。ここからが二次醗酵の始まりです。密閉した瓶の中で醗酵することによって生まれる炭酸ガスが、ゆっくりと液体に馴染むと共に、複雑で繊細な芳香が生まれます。
 二次醗酵は6~8週間で終了し、酵母は滓となってたまっていきます。そのままの状態で最低15ヶ月、長いもので5~7年もの間静かに熟成させます。
 続く作業は、この滓がたまったボトルを、瓶口を下に向けて専用の台に並べ、動瓶(ルミアージュ)を行います。これは毎日瓶を1/8回転ずつ揺らしながら動かし、滓を瓶の口に集めていくのです。何百本ものボトルを毎日、地味ですが非常に重要な作業を繰り返します。
 5~6週間の後、滓引き(デゴルジュマン)を行います。これは瓶口に集まった滓を、瞬間冷却し、滓を取り除くことを言います。空いた空間には、「門出のリキュール」と呼ばれる、原酒となったワインに糖分を加えた物を添加し、最終的な味の調整を行います。
 こうして長い年月を掛けて造られたシャンパンにコルクで栓を打ち、ラベルを貼って出荷、となる訳ですね。
 高級品となるのも頷ける工程の多さではなかったでしょうか?              つづく
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-14 13:54 | ワイン概論 | Comments(4)


ワイン概論  7

 だいぶ寒くなってきた盛岡ですが、空は青空、気持ちの良い天気が続いています。
 プロ野球パ・リーグでは、プレーオフの結果、見事日本ハムが優勝しましたねぇ。いやぁ今年のハムは本当に強かった。新庄とヒルマン監督くらいしか誰が誰だかわかりませんが、後半の追い上げは神がかり的でありました。25年ぶりの優勝、おめでとう!!

 さて、「ワイン概論」の7回目の今日は、「ワインの造り方について」ってのはどうでしょう。

 基本的にワインの原料となるブドウは糖分と自然酵母を持っていますから、放っておけばアルコール発酵を始める訳ですが、それではあまりに原始的、もう少し詳しく見ていきましょう!
 まずは「スティル・ワイン(非発泡性のワイン)」ですが、当然赤・白・ロゼと製法が異なります。赤ワインの場合、使うブドウは黒ブドウです。それを収穫し破砕します。この段階で酸化防止、殺菌の目的で二酸化硫黄を加え、醗酵槽へ移動し、酵母を添加して醗酵が始まります。ブドウの出来により糖分が不足している場合には補糖(シャプタリザシオン)が許されていますが、その量は厳格に規定されています。
 醗酵して3~4日すると、果皮からはアントシアニンと呼ばれる赤い色素が出、また種子からはタンニンと呼ばれる渋みの成分が出てきます。この過程を「醸し(マセラシオン)」と呼び、この期間の長さによって、ゆっくり熟成させるワインにするか、早熟の早飲みタイプのワインにするかが分かれます。
 また、次第に果皮や果肉が上部に上がってくるため、循環させる作業が必要となります。地域によっては日本酒のもろみに櫂を入れるように、人の手で行っているところもあります。
 醗酵を終えた液体は滓(おり)と呼ばれる浮遊物が多く濁っているため、何度も取り除く作業を繰り返し、樽へと移され貯蔵庫で数年熟成されます。こうして、ワインは落ち着き、成分のバランスが整っていきます。
 その後、卵の卵白やゼラチン、ベントナイトなどを用いて清澄度を高め、濾過をし瓶詰めされます。ワインによってはその後更に数年熟成された後、出荷となります。

 では白ワインはと言いますと、多くの場合白ブドウから造られますが、一部黒ブドウからも造られることがあります。赤ワインとの大きな違いは、収穫後すぐに圧搾し果汁のみを抽出し、そのブドウジュースを醗酵させるところにあります。ですから黒いブドウもジュースは白いため可能と言うわけですね。その他は赤ワインと同様、熟成、滓引き、清澄、濾過、瓶詰め、出荷と流れていきます。

 最後にロゼワインですが、製法には3種類あります。一つは赤ワインの様な造り方。つまり黒ブドウを破砕し、醗酵途中の醸しの段階で程よく液体に色づいたところで果皮や果肉、種子を取り除き、あとは白ワインの様に低温発酵させて造るやり方。
 もう一つは、白ワインの様な造り方。こちらは、黒ブドウを圧搾しジュースを抽出する際、液体に果皮からの赤い色が自然と果汁に移ります。そのロゼ色のジュースを醗酵させるやり方。
 最後が、黒ブドウと白ブドウを一緒に仕込むやり方です。

 いかがでしょう。ロゼワインは、赤ワインと白ワインを混ぜて造るんじゃないんですよ!         つづく
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by yoshida-ya1201 | 2006-10-13 15:52 | ワイン概論 | Comments(4)

    

独立開業よしだ屋の日々
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