<第67回ワイン会参加者募集中!>
今年も雪が少ないまま終わるかと思われた盛岡ですが、3月に入ってから雪降りの日が多くなったような気がしますね。今朝も昨日から降り続いてたいた雪で真っ白くなっていましたもんね。午後になって晴れ間も出てきましたし、積もってもすぐに溶けちゃうんでしょうけど...
そんな雪降りの中、今日は公立高校の入試。私が受験したのは遥か30年以上も前、遠い昔だなぁ~笑
さて、今日は開店以来定番に位置づけてきたドイツワインの
「ブラックタワー」に新商品が追加になったということで、早速よしだ屋のラインナップにも登場です!改めてご紹介しましょう。
造っている「レー・ケンダーマン」の歴史について軽く触れますと、まずカール・レー氏が1920年、モーゼル地方でワイン造りを始めます。その後1947年にはドイツワインを輸出する貿易商を始めたヘルマン・ケンダーマン氏は1965年になってワイナリーを取得しワイン造りも始めました。その頃にこの「ブラックタワー」も誕生し、世界中で人気を博したようです。そして1997年、3代目カール・レー氏はケンダーマン・ワイナリーとの合併を決断し、「レー・ケンダーマン」が設立されました。今ではドイツ有数のワイナリーとして大きな成長を遂げていますね。
さて、ブラックタワーの特徴はまずはこのボトル。クロックボトルと呼ばれる独特の形をしていますが、これはローマ時代にワイン造りが伝えられたドイツで黒い陶器の瓶に詰められていたことに由来しています。今ではワインのトレードマークのようになっています。
右側の赤ワインは、ドイツの固有品種
“ドルンフェルダー”に
“ピノ・ノワール”がブレンドされています。柔らかな果実味を感じる辛口ワインですが、仄かな甘みも少し感じさせてくれます。このボトルも実は真ん中のワインのように下半分は透明なんですよ(笑)
中央は1967年に初めて瓶詰めされたワインで、ブラックタワーが世界に出るきっかけとなった白ワインで
“リヴァーナ”という品種で造られています。甘口のワインですが、程よい酸味も感じられ、バランスの良い仕上がりになっています。
そして、左側の白ワインが昨年夏から国内での販売が始まった
「ドライ・リースリング・オーガニック」です。
ドイツを代表する白ブドウ品種“リースリング”を使用した辛口タイプのワインです。しかもEUで認証を受けたオーガニックワインでもあります。ドイツの白ワインは甘いとのイメージも強いかもしれませんが、最近では辛口も増えています。このワインもそうした中から生まれたワインと言えるかもしれませんね。
赤ワインに、甘口と辛口の白ワイン、様々な方にお楽しみ頂ける「ブラックタワー」ですね!