雪が少ないと思われた今年の盛岡ですが、一昨日は朝から一日中の雪降りで今シーズン最高の積雪を記録しました。一気に20cmを越える積雪となりましたが、翌日からはまた好天が戻り、路上の雪もどんどん溶けて行っているようです。夜には凍って日中溶けて...そんな繰り返しが続きそうです。
さて、今日は先日来ワインコーナーで定番となったワインをご紹介しましょう。
今回、スペインワインコーナーの一部商品で入れ替えを行いまして、個性の違うこちらの3種類が新たな仲間として加わりました。
一番左がナバーラの
「ナバエルス」で、“カベルネ・ソーヴィニヨン”と“メルロー”それぞれ50%づつブレンドして造られています。樽と瓶で24ヶ月熟成されており、非常にバランスの良い仕上がりになっています。
中央のワインも同じナバーラ産で
「リビド」と言います。こちらは“ガルナッチャ”100%で造られており、果実味に富んだ味わいが魅力です。名前のリビドとは興奮するという意味だそうで、ラベルに描かれているガーターベルトもそうした意味合いがあるんですって。面白いですね。
そして右のワイン。こちらはスペイン一の銘醸地として名高いリオハ産で、クネ社が手掛けた
「クリアンサ」で、“テンプラニーリョ”に加え“ガルナッチャ”に“マスエロ”といった品種をブレンドしており、フレッシュな果実味も感じられるワインです。ところでクネ社の紋章にはスペイン王室から認可を得て国旗をモチーフに使われており、ここからもいかに名門かが分かりますよね。
スペインでは熟成期間によって表記が分かれておりますが、今回のワインに使われている“クリアンサ”には樽熟成6ヶ月を含む最低24ヶ月の熟成を義務付けています。ちなみにこの上が“レゼルバ”で樽熟成12ヶ月を含む最低36ヶ月、更に、1月のワイン会にもお出しした“グラン・レゼルバ”と続き、こちらは樽熟成18ヶ月を含む最低60ヶ月もの熟成を義務付けているんですよ。これらはいづれも赤ワインの場合で白ロゼは若干短くなります。
レジ横には現在のお勧めスポットワインが並んでおりますが、是非定番コーナーもご覧くださいね!