<今年最後のワイン会、参加者募集中!>
昨日の夜は雨から次第に雪へ変わった盛岡です。ついに街中でも雪がちらつく季節となりました。まださほど寒くないこともあって、市内では霙でしたが、場所に寄っては結構降ったらしく、きれいに晴れ渡った今朝も屋根やフロントガラスに雪を積んで走ってる車も時折見かけられました。
さてさて、ワインファンのみならず、ついにお待ちかねの日がやってきましたね!
そうです!今夜18日から19日へと日付が変わると、いよいよ「ボージョレ・ヌーヴォー」の解禁です!!
では、いち早く当店のラインナップをご紹介いたしましょう。と言っても、今日の深夜0時には店は閉まっておりますので、実際店頭に並ぶのは明日の開店と同時となります。お間違いなさいませんように!笑
この5種類が今回当店がおススメする「ボージョレ・ヌーヴォー」です。では、左から順を追って...
まずは、兵隊さんが一列に並んでいるラベルが目を引くコチラは、十字軍の頃から続くという長い歴史を誇る
「メゾン・ダルロワ」によるヴィラージュ・ヌーヴォーです。まさにフレッシュ&フルーティーと言われる軽快な味わいを堪能して頂けます。
続いては、童話“長靴を履いた猫”をモチーフにしたラベルが毎年人気と言う
「ドメーヌ・サンダー」のヌーヴォーです。この造り手は、ノン・フィルター(無濾過)で造っているため、より凝縮感のある果実味に富んだ味わいに仕上がっています。
続く中央のシンプルなラベルのワインは、ブルゴーニュ地方でも名門と称される造り手、
「ジョゼフ・ドルーアン」によるヴィラージュ・ヌーヴォーです。ヴィオディナミと呼ばれる自然農法を取り入れ、土壌の個性を最大限に発揮させていますので、とてもエレガントで優しい味わいをお楽しみ頂けます。
そして、オレンジ色のラベルが一際目を引いている
「ルイ・ジョセ」のプリムールです。“プリムール”とは“ヌーヴォー”と同義ですが、『他とは違います!』とでも言いたげなこだわりを感じて頂けるのではないでしょうか。さらにそのこだわりは、一番遅くに収獲したブドウを使い、収獲日をラベルに記載していることからも伺うことが出来ます。
最後に控えるのは、当店でも例年ご好評を頂いておりますが、コチラもブルゴーニュの名門
「ルイ・ジャド」のプリムールです。一般にボージョレ・ヌーヴォーを造る際にはマセラシオン・カルボニック法という方法を用い、フレッシュな味わいを醸し出すことが多いようですが、このルイ・ジャドは違います。通常のピノ・ノワールを使って造られるブルゴーニュワインと同様の造り方をすることで、いわゆるヌーヴォーに持たれる軽快なイメージとは一線を画す味わいになっています。
いかがでしょう。一口に「ボージョレ・ヌーヴォー」と言っても、どれでも同じ味わいのはずもなく、その造り手のこだわりによって、様々な個性を生み出す世界なんです。更には昨日ご紹介したように、今年のブドウの出来は非常に素晴しいようですから、期待は膨らむばかりですよね!
どこかの大型店などでは、ペットボトルで1000円を切るヌーヴォーが話題になっているようですが、是非、一度二度、2種類3種類と飲み比べて頂ければ、その違いを実感し、楽しみも増えると思いますよ!
ちなみに当店では明日からこの5種類を販売致しますが、これまでに頂いた予約分もあり、残すところいづれも10本未満となっております。なるべくお早めにご来店頂き、お選び頂ければと思います。