相変わらず不安定な盛岡、今日も晴れたり降ったり...やっと沿岸南部の大船渡市で桜の開花が確認されたようですが、盛岡まで到達するにはまだ掛かりそうですね。
早く暖かくなってくれないと、色々な面で困ったことも増えてきそうですよね。
さて、今日ご案内のワインは、見た目の派手さにまずは目を奪われますよ!笑
このワインはオーストラリアのヴィクトリア州にある
「リトレ・ファミリー・ワインズ」が手掛ける
「ジンダリー」シリーズです。
およそ6万年前からこの土地で狩猟生活をしていたといわれる先住民族アボリジニは文字を持っていませんでした。全てを口承で伝えていた彼らが重要としていたのが“ドリームタイム”と呼ばれる創造神話であり、現代を生きるアボリジニにも神は常に身近な存在に変わりありません。
「ジンダリー」という言葉には、アボリジニ語で「はげ山」、「剥き出しで切り立った山や崖」を表しており、そこから「飾らないこと」、「本質」を意味する言葉として、“ワインを飾らずに気軽に楽しんでもらいたい”という造り手の気持ちを込められているんです。「よしだ屋」も全く同じ気持ちです(笑)
今回入荷したのは赤ワイン3種類。いづれも奇抜な色とデザインですよね!笑
左側、黄色いラベルは
「カベルネ・ソーヴィニヨン」です。描かれている“蛇”は“力強さのシンボル”なんだそうです。中央の赤いラベルは
「メルロー」で“トカゲ”は“勇気のシンボル”を表します。オレンジ色のラベルは
「シラーズ」で“亀”には“幸福のシンボル”という意味合いがあるんです。
ラベルに2本の黒い線が入ってるように見えると思いますが、コレ線じゃないんですよ。ラベルが3分割になってるんです。中々手が込んでますよね。
私も昨日並べて飲んでみましたが、3種3様それぞれにブドウ品種の違いを感じますし、豊かなコクと程よい渋味、酸味のバランスも良く、美味しくお飲み頂けると思います。スクリューキャップで扱い易く、価格もお手頃ですし、日々の晩酌にも嬉しい一本になってくれそうです。
最後に造り手からのメッセージを...
「ワインのうんちくを語ることではありません。冗談を言ったり、笑ったり、あなた自身が楽しむことが全てであると考えます。あなたが楽しい時間を過すのなら、ワインの専門家になる必要はありません。
だから、今度あなたがワインのボトルを開けるときは、‘The Jindalee Way’(ジンダリー流)で開け、ただ、その豊かな時間を楽しむことだけを案じていればいいのです。Cheers(乾杯)!」