<7月のワイン会、参加者募集中!>
7月最初の土曜日も蒸し暑く、青空が広がっている盛岡です。でも、この天気も不安定なようで、いきなり雨降りになるかもしれません。最近の雨はいきなり降り出して、しかも大雨になることが多いようですね。なんか、怖いですよね!
夕べのワールドカップ。大本命のブラジルがオランダに敗れるという波乱がありましたね。やっぱりサッカーはやってみないと分からない、一発勝負の怖さがありますが、今日もドイツVSアルゼンチンとか気になる試合が続きますね!果たして優勝はどの国になるのか??
さて、今日ご紹介するワインは、W杯では以外にも一勝も出来ずに予選敗退してしまいましたが、イタリア産のワインです。映画好きの方もチョット興味を持ってもらえそうなワインなんですよ!?
イタリアの中でも銘醸地として名高いトスカーナ地方のワインで、
「マスカ・ディ・ロッカペスタ IGT」と言います。
“マスカ”の“M・A・S・C ・A”をあしらったカラフルなデザインのラベルが目を引きますよね!
そもそもこのワイナリーは、常々田舎暮らしに憧れ、ワイン造りを夢見ていたアルベルト・タンツィーニ氏が、ミラノでの金融会社を退職して奥様と始めたんだそうです。それが2003年、青空をバックにブドウ畑で収まる二人の姿はどっから見ても幸せそうですね。でも、ご主人の夢に付き合い支えてくれる奥様って素敵ですよね!(来たれ!農家の嫁!酒屋の嫁!ってチョット違うかな...笑)
そして、やるからには最高の結果を出したい!とワイン造りに欠かせないチーム作りを始めます。二人のアツイ思いに共感してコンサルタントを任されているのがアンドレア・パオレッティ氏、このヒゲ面のおじさんです(笑)
でも、もちろんタダのおじさんじゃありませんよ!この方、実に大変な方のようで、かの有名な映画監督であり、カリフォルニアで「ルビコン」と言う高級ワインを生み出しているフランシス・F・コッポラ氏からもオファーを受けたことがあるんだそうです。なのに、「キャパシティ以上の仕事を受けると仕事の質が下がる」との理由であっさりと断ったという逸話の持ち主なんです。
このアンドレア・パオレッティ氏を中心に、更にはニュージーランドのベテラン自然派生産者、ダニエル・シュスター氏からもアドバイスを受け、トスカーナで最高のサンジョベーゼを作り、ワイン造りをしているんです。この二人を“最強の助っ人”と評するコメントもあるようですし、その結晶でもあるワインに期待しないわけには行きませんよね。
このワイン、「サンジョベーゼ」を85%とこの土地の固有品種でサンジョベーゼの先祖とも言われている「チリエジョーロ」を15%、補助的にブレンドしています。ステンレスタンクで醗酵させた後、コンクリートタンクで12ヶ月の熟成。更に瓶詰めしてからも最低6ヶ月の瓶内熟成を経てやっと出荷の時を迎えます。
『艶、輝きのある濃いのルビー色。完熟いちご、チェリーなどの赤果実にスミレ、ほうじ茶の香り。海を感じるようなミネラル、鉄のニュアンスも。サラサラと口の中に流れていく絹のように柔らかいタンニン。かすかに舌を刺激する白コショウのようなニュアンス。透き通るような瑞々しい酸と香りでも感じた通りの優しいミネラル感。ロッカペスタらしい、朗らかな自然体のサンジョヴェーゼです。』
と言うのは、造り手が語るテイスティングコメントです。優秀なソムリエさんが例えに使う用語が一杯ですね。私が飲んで感じられるかどうかは微妙ですので、そのまま転記させて頂きました(笑)
どうぞ、お一つお試しを!