<第32回ワイン会参加者募集中!>
今朝は強い雨の音で目が覚めた私ですが、少しづつ晴れ間が増えてきた今日の盛岡です。この辺りも桜も徐々に咲いて来ました。そして明日からはゴールデン・ウイークが始まりますね!
3月11日、あの三陸沿岸を襲った東日本大震災・大津波から数えて今日は49日に当たるそうです。
改めまして、被害に遭われた皆様に心よりのお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
昨日頂いた“ガンダルマ”のこのメッセージの如く、力強く復興されますことを、ご祈念申し上げます。
では、本日のワインをご紹介しましょう!
定番のワインコーナーに加わった新たな仲間として、先日はフランス・ボルドー地方の2種類をご紹介しましたが、今日の2種類は同じくフランスで三大ワイン産地に数えられるコート・デュ・ローヌ地方のワインです。
コート・デュ・ローヌ(以下ローヌ)地方はブルゴーニュ地方の南側、ローヌ川の両脇に広がるエリアです。
一口にローヌ地方と言っても、南北でまるで違う気候・土壌を持ち、生産されるワインも個性が現われます。
北部の赤ワインには“シラー”が使われ、「コート・ロティ」や「エルミタージュ」といった高級ワインがありますよね。また白ワインには“ヴィオニエ”を多く使っており、「コンドリュー」など有名なワインも多数あります。
一方の南部。コチラでは多くのブドウ品種を栽培し、バラエティ豊かなワインを数多く生産しています。有名な赤ワインには「シャトーヌフ・デュ・パプ」や「ジゴンダス」がありますし、ロゼワインで有名な「タヴェル」もこのエリアですね。
と、前置きが長くなりましたが、今日の2種類もこの南部にある産地からやって来ました。
まずは左。ラベルに見覚えのある方もいらっしゃると思いますが、ローヌ地方の名門ワイナリー、
「M・シャプティエ」が手掛ける
「コトー・デュ・トリカスタン」です。
“カリニャン”、“グルナッシュ”、“シラー”、“ムールヴェードル”と言った様々な品種を絶妙なバランスでブレンドし、赤いフルーツの香りと僅かにスパイシーな香りも感じられます。存在感のあるまろやかなタンニンがあり、しっかりとした味わいをお楽しみ頂けますよ。
ちなみに、主要品種である“グルナッシュ”と“シラー”は10%以上使わなければならないそうですが、かといって単独で80%を超えてもいけないという、厳しい規定があるエリアなんだそうですよ。
そして右側。コチラは「セリエ・デ・マレノン」と言う造り手による
「コート・デュ・リュベロン」です。このエリアでは比較的若飲みタイプのカジュアルなワインが多く造られています。使われている品種は先のトリカスタンと同様で、複数の品種を使うことを義務付けています。更にコチラも主要“グルナッシュ”と“シラー”は必須で、併せて60%以上使われていなければならないなど、細かな規定がなされているんですって。流石は伝統国、大変ですね!笑
同じローヌ地方南部でも、エリアが違う2種類のワイン。是非お試し下さいね!
そうそう、M・シャプティエのワインの一部が今月から値下げになっております。更にお試ししやすくなっておりますよ!
PS.来週のGWですが、昨年同様、3日~5日は日中、高松のカフェ「CAM ON」さんの駐車場にて販売のお手伝いをしてきますので、お店のオープンは夕方からにさせて頂きます。よろしくお願い致します!