<第34回ワイン会、参加者募集中!>
今日の盛岡はうすく広がった雲の合間から少しだけ青空が見え隠れしています。最近の空気はホントひんやりと感じられ、秋の気配が色濃くなってきました。店ではエアコンから流れる水をペットボトルに溜めて植物にあげているんですが、最近では満タンになりません。こんな些細なことから湿度が下がったのを実感する小市民な私です(笑)
← の写真は盛岡を中心に配布されている「で、がんす」。3周年を記念した今号では当店が紹介されております。見掛けたらお手にどうぞ!
では、今日は先ほど入荷したばかりの新商品をご紹介しましょう!
紫波町のワイナリー、
「自園自醸ワイン紫波」さんが開発された新商品
「無濾過メルロー&カベルネ・フラン」です。
商品のコンセプトはただ一つ、3月の東日本大震災で大きな被害に見舞われた皆さんへ、少しでも貢献したいとの想い。そして、震災孤児となってしまった子供たちを支援するために「いわて学び希望基金」への寄付を目的として開発され、お買上頂くと売上の中から1本20円がこの基金に寄付される仕組みになっています。
ラベルは「盛岡情報ビジネス専門学校デザイン科」の生徒さんとの共同でデザインされ、未来への明るさや希望を虹に、また多くの方から頂いている応援の想いを鶴に込めて考えられたそうです。
今回は2種類のワイン専用品種をブレンドしており、渋味は控えめながらベリー系の果実味と共に、適度な酸味が心地よく、繊細で長い余韻は岩手の土地柄を感じさせます。
また、特別に醸造されたこのワインはブドウ本来の味わいを活かすため、濾過も加熱処理もあえて行わず、上澄みだけを生詰めしています。そのため、多少オリが沈殿することがありますが、全てブドウに由来する成分ですのでお気になさらず。でもやっぱり気になる方は、ソーッと注いでグラスに落ちるのを防ぎましょうね。
お飲みになる際はライトな味わいのワインですから、軽く冷やしてお召し上がり頂くことをお勧めいたします。
あの悲しい震災から間もなく半年が経とうとしています。このワインを飲みながら被災地へ想いを馳せると共に、子供たちの未来をみんなで支えましょう。