昨日に引き続き、今日も太陽の陽射しがジリジリと照り付け暑くなりそうな盛岡です。
でも、湿度が低いのか吹く風は爽やかに感じるのが救いですね。更に、夕べベッドに入って感じたことが、窓を開け網戸にしてるとそこから入ってくる風がとってもヒンヤリしてて気持ちいいんですよね!これって盛岡だよなぁ~って思ったわけですが、ここから私の妄想が広がっちゃって寝付けなくなっちゃったんです。今日はチョットだけ皆さんにもそんな話を聞いてもらおうかと...笑
盛岡にズーッと住んでると、日中にいくら30度を超えて暑くなっても日が陰る朝晩は気温が下がり過ごしやすくなるのが当たり前ですよね。夕べも外から入ってくるヒンヤリとした空気に思わず感動したんです。思わずお腹を冷やさないようにって思うほどのヒンヤリ感。
でも毎日のニュースをを見ていると、日中の猛暑もさることながら、夜になっても気温が下がらず熱帯夜になる地域が多いですよね。暑さの質も昔に比べたら随分変わって来ているようにも思いますし。
で、ここで話は先日見たテレビの情報。新宿区内に住む一人暮らしの高齢者って実に佐賀県全体と同じ位、2万数千人に登るっていうんです。この高齢者の方たち、大きな通りを渡るのも大変で、都会のど真ん中に住んでいるにも関わらず買い物に行くにも一苦労。結局チョット離れたスーパーが行っている週に2回の移動販売車に頼る生活を送ってるって言うんです。更には、高層ビルの谷間で日中の暑さが籠もり、夜になっても大変な暑さだって言うんです。
私の頭の中ではこの二つのことが結びついて眠れなくなったんです。
この都会に暮らす一人暮らしの高齢者の皆さんをコミュニティーごと盛岡の地への移住を促すような施策は出来ないものかと思って...
もしこれが実現すれば、東京の一極集中を緩和し、地方の人口減少の歯止めになります。仮に今や空き家も目立ち随分と廃れてしまった盛岡の松園にまとまって移住して頂くとすれば、松園の街としての再生も期待できるでしょう。民間の力も入って施設が出来たり、交通の便も良くなるかもしれません。移住される高齢者の皆さんにとっては熱帯夜から解放され、場合によっては土に親しんだりと健康維持に繋がることも増えるでしょう。また、その方々の子や孫の世代にとっては新たな故郷になるかもしれません。今まで東京生まれで故郷を持たなかった人たちが時々でも行ける田舎が出来るんです。そうした若い世代の中から、子育ての地に選んで下さる人が出てくるかもしれません。
と、考えたらいい事ばかりのように思われますが、実際には長年住み慣れた我が家を離れるなんて到底考えられないと言われるような気がします。けど、もし東京しか知らない高齢者の皆さんだったら、盛岡の夜の過ごしやすさを知る由もありませんから、コミュニティーの皆さんをまとめてツアーを組んで何泊かしてもらい実際に感じてもらったらどうでしょう。きっと好感を持って頂けるんじゃないかなぁ~
この話は、あくまでも都会に暮らす高齢者の皆さんを暑さから解放することを出発点に考え始めたので、移住先は盛岡以外でも北東北や北海道など沢山あるでしょう。
ここまで壮大な移住計画、国が率先して動かないと始まらないと思うんですが、予算的にもあまり掛けずに出来るんじゃないかって思うんですけどね。
こんなことを考えてたら寝付けなくなっちゃったんですが、皆さんはどう思われるでしょう?
我ながらグッドアイデアだと思うんですが...笑