一気に冷え込みが厳しくなってきた盛岡ですが、晴れた時の気持ち良さは他の季節よりも優るかもしれませんね!今日も最高の青空が広がっています。
さて、明日に迫った日本酒の会、今回も20名を越える参加を頂いての開催となりそうです。会場は本町通りの「葦の屋」さん、ご夫妻で長く続けられている居酒屋さんです。お座敷を貸し切っての開催となりますし、若き蔵元を交えての会は盛り上がること間違いなしでしょう。2度目の会場となりますが、お料理もお楽しみに!
今回、テーマに選ばせて頂いた蔵は盛岡市内にあり、よしだ屋からは中津川を挟んで向かい側にある「菊の司」さん、3回目の登場です。当日はこの春大学を卒業して入社したばかりの蔵元のご子息がお越し下さいますし、様々なお話も伺うことが出来そうです。
では、早速当日お出しするお酒をご紹介していきましょう。
写真には5種類しか写っていませんが、実は最後に...笑
乾杯のお酒にはこの季節ならではの
「純米ひやおろし」で始めましょう。ひと夏を超え、熟成された味わいは出来たてとは一味違う味わいになっていることでしょう。
続いては共に“亀の尾”を原料米に使用している2種類のお酒を。
「生酛純米 亀の尾仕込み」と
「無ろ過純米生原酒 亀の尾仕込み」です。前者は冷と燗、両方で味わって頂きますが、いづれも酸度の高さを感じさせないバランスの良さが光ります。
更には“美山錦”を55%まで磨いて造られる
「純米吟醸」を。こちらも冷に続けてチョット温めた味わいも試してみましょう。
そして、県オリジナルの酒米“結の香”を使用した
「純米大吟醸 結の香」を。純米大吟醸を造るために開発されたこの酒米を40%まで磨いて造られています。昨年から商品化され、県内各社から発売されていますが、菊の司さんの味わいも楽しみですね!
と、普段ならココで〆となるんですが、今回は最後にもう一本。
「山田錦 純米生原酒」をお出しします。このお酒、一般には高精白で高級酒を造られることが多い高級酒米“山田錦”を65%の精米で造ったという純米酒なんです。実は非売品なんですが、今回特別にお出し頂くことになりました。
と言う6種類のお酒を味わって頂きます。一つのお酒の量としては少ないと感じられる方がいるかもしれませんが、最後まで楽しく、翌日まで残らないようにと思っておりますので、ほろ酔い気分で楽しんで頂ければと思います。ご参加の皆様、宜しくお願いします!