月曜日の朝は気持ちよく晴れ渡りました。同じ青空でも冬のそれとは何処か違うように感じますよね。ちょっと前には雪山がうず高く積まれていた盛岡も、間もなくやって来る桜の季節を前にウキウキした気分になってきますね!まだ冷え込む日もあるとは思いますが雪はどうでしょうね。
さて、先日は「あさ開」さんと「月の輪」さんの春のお酒をご紹介しましたが、今日はこちら!
ますは紫波町の蔵元、廣田酒造店さんの
「廣喜 特別純米酒 春てきてき」。廣喜さんでは今期から全ての造りを“酸基醴酛(さんきあまざけもと)”と呼ばれる全国的にも珍しい昔ながらの製法を取り入れて酒造りに取り組んでいるそうです。米の旨みを追求したこの造りで醸された春の限定酒を「春てきてき」と名付けました。
県産ひとめぼれを60%まで磨き、自社のオリジナル酵母と水分神社に湧き出る名水を仕込み水に使ったまさに土地のお酒です。“てきてき”には“滴(しずく)”の意味合いがあるようですが、柔らかな口当たりとお米の旨みを感じる一本に仕上がっているようです。冷や以外でもぬる燗でも美味しく召し上がれますよ。
そしてもう一本は盛岡の老舗蔵元、菊の司さんから発売された
「にごり純米酒 桜」です。同じ米を同じ磨きで酵母も麹も同じ、そうして造られた純米酒を四季に併せて異なる酒質に仕上げた春バージョンがこちら。米の旨みを活かした純米酒で、舞い上がる桜吹雪をイメージしたうすにごりの状態を瓶詰めしました。
桜の花びらと同様、春ってあっという間に過ぎ去ってしまう印象がありますが、お酒でも春を体感しましょう!