昨日までの猛烈な暑さも一段落、今日は薄曇りが広がり爽やかな風も感じられるほどの穏やかな日よりです。一雨来そうな雰囲気もありますが、今夜は県営野球場を舞台に楽天-西武の一戦もありますし、何とかこの天気をキープして欲しいですね。私は店があるので残念ながら見には行けませんが...笑
さて、今日はちょっとユニークな商品をご紹介したいと思います。大分県で造られるリキュールなんですが、このブログに丁度いいカテゴリーがないけど和酒ってことで“岩手の地酒”をお借りしましょうか。
造っているのは大分県にある焼酎メーカー、小野酒造さんです。大分県と言えば麦焼酎の本場ですから、こちらでも“小野屋”ブランドで製造しています。そしてその麦焼酎をベースに開発したのがこのリキュールシリーズで、右から
『ゆず』、
『かぼす』、そして中でも非常に貴重で大人気となっているのが左の
『グリーンレモン』なんです。
まずは『ゆず』と『かぼす』。東北の皆さんもこれらの柑橘類の主要産地が九州であることはご存知かもしれませんし、日常ご利用になっているかもしれませんね。私などはゆずは飲料用に、かぼすは調味料にといったイメージもありますがいかがでしょう。いづれにしても、日本固有の柑橘類であるこれ等の果汁を使い、丁寧に造られた逸品なんです。
そして今回特筆すべきが「グリーンレモン」なんですが、レモンの主要産地といって国内を挙げられる方がどれほどいらっしゃるでしょう。実は国内でも広島県など幾つか栽培している産地はありますが、絶対的に温暖な気候が必要な果実ですから日本産のイメージって少ないですよね。そんな状況がある中、九州でも栽培に挑戦する農家が増えているんだそうです。
今回使われているレモンのほとんどは津久見市で栽培されていますが、香りを重視したいとの考えから完熟前の緑色の果皮の状態のうちに収穫し使われています。このリキュールが完成した当初はレモンの生産量も限られていましたから、発売=即完売という状況だったそうです。その後徐々に栽培面積も増やし、生産量も増加傾向にあることから、今回よしだ屋にも案内頂けたというわけです。といっても、年に一度4月中旬に発売されるのみですから、通年商品と言うわけにはいかないようですから、今回入荷したこちらの商品も完売必至の限定品ということになります。
ちなみにですがこのリキュールシリーズを提案してくれたのがこの方。
実はこの方、ワインのインポーターさん、つまりは海外からワインを輸入して国内に販売している方なんです。何故に!?聞けば、この方が勤める会社、インポーターの前に一般の酒屋を営んでいたそうで、その時の繋がりから今でも商品開発や販売に関わっているんだそうです。実際、このリキュールを提案し販売するまでを一貫して携わってきたのがこの方なんだそうです。なるほど、それでアツく語って行った訳かと納得した私ですが、試飲させて頂いたところ本当に美味しかったので扱わせてもらうことにした次第です。
彼も話しておりましたが、和食を始め、様々なお食事との相性はピッタリ。特にも女性の皆さんには是非飲んでみて欲しいと。その際、アルコール度数はいづれも7%ありますが是非ストレートかロックで飲んで頂きたいんです。炭酸などで割ってしまうと香りまで薄まってしまいますのでね。
商品の特徴と希少性、更には開発者のアツい想いも伝わればと長い文章になってしまいました(笑)
市内の他店では扱っていないと思われます。是非ご賞味下さい!