ついに10月も最終日。ラグビーW杯で盛り上がり、天皇陛下の即位の式典があったり、増税が始まったのも今月でしたが終わってみれば本当にあっという間の感じが強いですね。商売は相変わらず安泰というには程遠い状況ですが、それでもあと1ヵ月もすれば年だけは重ねるんですよねぇ~笑
さて、本来なら昨日30日が解禁日だったイタリア産新酒ノヴェッロ。ところが私としたことが一日間違えておりまして...今日慌てて店頭に並べたコチラがワインが今日のご案内ですが、昨年よりも少しだけお安くなりましたよ。
11月第3木曜日に解禁を迎えるフランスの「ボージョレ・ヌーヴォー」に先立つ10月30日に解禁されるのがイタリア産の新酒「ノヴェッロ」です。フランス産ボージョレ・ヌーヴォーと一口に言っても数々あり、造り手や価格差による味わいの違いは大きいものの、産地は全てボージョレ地区ですし、使われているブドウは全てが“ガメイ種”で一緒です。片やイタリア産ノヴェッロは国内全土ほぼ全ての州で造られ、それぞれの州によって使われるブドウ品種が異なりますから、個性豊かな様々な味わいを楽しむことができると近年特に人気が高まっていますね。
そんなイタリア産ノヴェッロ。今年も2種類をご用意しましたが、限定本数となりますのでお早めにどうぞ。
まず背の高いボトルに詰められた右のワイン、こちらはマルケ州
「ヴェレノージ」のノヴェッロで、こちらは
“ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ”と“モンテプルチアーノ”から造られています。華やかな香りと果実味に溢れた味わいが魅力的なワインですよ。
一方、左のワインはアブルッツォ州
「ファルネーゼ」のノヴェッロです。個性的なウイスキーのような瓶に新聞をイメージさせるラベルもユニークですが、こちらは
“モンテプルチアーノ”と“サンジョベーゼ”から造られています。新酒らしいフルーティーな味わいの中に芳醇なコクも感じさせてくれます。
いづれの造り手も州内はもちろん、イタリアを代表する生産者です。是非それぞれの個性をご堪能下さい。