ちょっと曇ってきた盛岡上空。昨日までの暑さも一段落といった感じです。さぁ、今日からお仕事だぁ、という方も多いでしょうか?短い夏休みを満喫した分、頑張ってまいりましょう!
さて、突然ですが、皆様「DRC」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?正式には「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」と言う、ワインの生産者のお名前。そう、泣く子も黙る、世界最高峰の赤ワイン「ロマネ・コンティ」を核とするワイン達はあまりにも有名です。フランスはブルゴーニュ地方、ボーヌ・ロマネという村に存在する畑達はまさに垂涎の的です。たった1800haしかない「ロマネ・コンティ」を始め「ラ・ターシュ」、「リシュブール」、「ロマネ・サンヴィヴァン」、「グラン・エシェゾー」、「エシェゾー」という赤ワインを産する畑と、白ワインを産する「モンラッシェ」を所有している造り手が「DRC」と言う訳です。
以前、酒類の業界紙でその「DRC]のみを扱う専門店が東京に出来たと読んだことがあったのですが、昨日、ふと見ていたテレビ番組
「世界バリバリ★バリュー」に出てきたんです!どんな人が「ロマネ・コンティ」を買うのかっていうのを確かめたくて訪れたのがこの専門店
「ル・ミット」。世界で唯一の「DRC専門店」だそうで、店構えから、店内装飾、接客に至るまでまさに一級品。こう言うお店が商売として成り立つんですから、日本、東京ってすごいところです。
そして、いましたよ!買いに来た方が!いるモンなんですねぇ、お金持ちって!名古屋に住むご夫妻が125万円の「ロマネ・コンティ」をご購入されておりました。いやぁ、ビックリです。二人ともそれぞれ開業しているお医者さんだそうで、恐ろしくなるほどのお金持ちでいらっしゃいます。
まぁ、このまま書いていても私のひがみ・愚痴のオンパレードになっちゃいそうですが(笑)、一応、私もワインを売る小売商、立場は全く一緒でございます!ただ、扱う商品コンセプトは正反対ではありますが...要は、世界中のお酒を見渡しても、ワインほどピンからキリまで幅が広い商品は無い!と言うことでして。かと言って、お金に物を言わせていきなり高級ワインを飲んでも決しておいしいとは思わない、というお酒でもあります。ちょっと語弊があるかな?
言いたいことは、高いワインとおいしいと感じるワインは決してイコールではない、ということでして、ご自分の舌、味覚にあったワインを探して頂ければと思うのです。そこには、見栄ではなく、ご自分の懐具合との相談も重要ではないかと思いますよ。
やっぱりちょっとひがみっぽかったでしょうか(笑)私だってお金があれば!なーんて(笑)
最後に、この「DRC」に興味がおありの方は、コチラもどうぞ!現在の共同経営者のコメントが載っております。
「オベール・ド・ヴィレーヌ氏」