<廣喜の会、参加者募集中!>
只今、
18名様のお申込を頂いております。
今朝、まだ暗い時間でしたが屋根を叩く激しい雨の音で一瞬目が覚めました。この時間は晴れて青空も見えておりますが、いよいよ雪から雨の季節になって来たんですね!
なるほど、カレンダーを見ると明日が雨水、春ももうすぐ!...いやまだまだ油断は出来ませんよね!
さて、今日は入荷したばかりのコチラのワインを...一気に2種類の新着ワインです!

まずは写真左からご紹介しましょうか。
こちらはフランス・ボルドー地方のリュサック・サンテミリオン地区にある
「シャトー・レゼシュヴァン」です。
ボルドー地方と言えばジロンヌ川の左岸に広がるメドック地区が一般に有名ですが、このサンテミリオン地区も非常に高級ワインを生産するエリアですね。ドルドーニュ川の右岸に広がる一帯で、比較的メルロー主体に造られることで知られています。

で、このシャトー、その歴史は中世にまで遡るようですが、1950年にブーロット家が引き継ぎ、2003年からは現オーナー、ジャン・バティスト・ブーロットの指揮の下、この地区の筆頭ワインとして君臨し続けています。更に、醸造コンサルタントが凄いんです!「シンデレラ・ワイン請負人」と呼ばれ、世界一の醸造コンサルタントとも称されるミシェル・ロランなんです(←このオジサンですが...)。彼の優れているところは「オーナーの目指すワイン造りに対し的確な手助けを行う事」なんだそうで、このワインは、『リュサックらしさを表現しながら、投資家の為ではなくワイン好きの人たちが楽しめるワイン』をテーマに造られています。まるで南部杜氏さんのような器用な方なんですね!
しかもです!今回入荷したこのワインのヴィンテージが2000年なんですよ!素晴しいと言われる2000年物のワイン、既に10年の時を経て、当初より一層美味しくなっているであろうと予感させる一本ですよね!
ちなみに、使われている品種は“メルロー”が75%と“カベルネ・フラン”25%です。
続いてやっと右側のワインを...笑

コチラもフランス産ですが、細かくは南西地方のマディランという地区のワイン、商品名を
「シャトー・バレジャ ドゥニ・カップマルタン」と言います。
このエリアでは、“タナ”という土着の品種が有名で、このワインにも60%使われておりますが(残りは“カベルネ・フラン”と“カベルネ・ソーヴィニヨン”を併せて40%)、そこで思い出される世界的な生産者に当店でも扱っていますが、「アラン・ブリュモン」がおります。今回のワイン、
シャトー・バレジャはその真隣りに位置するワイナリーなんだそうです。
1900年から4世代に渡って家族経営を続けるこのシャトー、更に驚くべきはこのシャトーの持つブドウの樹なんです。平均の樹齢が80年にも及び、中には200年なんていう樹もあるんだそうです。
いかがでしょう?品種の特性、樹齢の長さによる複雑味、とっても気になるワインですよね!凝縮感のあるこのワインを是非お試し下さい!